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「損益分岐点」に着目した経営で「儲かる」「儲からない」を判断しよう!

「どれだけ売り上げれば収支トントンにもっていけるのか?」
「目標とする利益を確保するのに必要な売上高は?」
「人材を採用して増えた人件費をまかなうために売上をどれほどアップさせなければならない?」

経営者はこのようなことを考える場面によく出くわします。その際、非常に重要な指標として「損益分岐点」が挙げられます。

損益分岐点とは儲かるかどうかの分かれ道

簡単にいうと利益とは売上から費用を引いたもの。その費用は、売上に応じて増減する変動費と、売上の増減にかかわらず一定の固定費に分けられます。

売上高から変動費を引いたものが限界利益。経営計画を立てる際、まず着眼すべき利益になります。売上を増やすことよりも、いかにして限界利益を大きくしていくかを考えることに注力しなければなりません。この限界利益を売上高で割ったものを限界利益率といいます。

損益分岐点とは、限界利益と固定費が等しいときの売上高。英語でいうと「Break Even Point」。つまり、何の利益も損失も発生していない売上高になります。損益分岐点をわかりやすく計算すると、固定費を限界利益率で割ったもの。これがちょうどコストを吸収できるポイントとなるのです。売上高を増やすことだけに力を入れるのではなく、変動費と固定費を削減して損益分岐点を下げることも考えるべきといえます。

部門、商品、プロジェクトごとに活用すると効果的

限界利益や損益分岐点は、将来の経営計画で威力を発揮します。新規事業を始めるときや新たなインフラを導入するときに事前検証手段として活用できるのです。

また、この損益分岐点は、会社全体で分析することよりも、部門や商品、プロジェクトといった小さな単位ごとで活用したほうが効果的。そうすると、詳細な対策を検討できます。さらには部門、商品、プロジェクトを拡大すべきか、撤退すべきかといった重要な判断を下す際に役立つことでしょう。


2012年12月04日

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